矯正専門歯科での勤務に関する不安やよくある質問についてお答えします!
これ以外の質問、疑問はこちらのフォームより、お気軽にご質問ください。
結論から言えば、ご安心ください。
「矯正のことは良く分からない…」これは、歯科衛生士がよく言うフレーズです。新卒の歯科衛生士であれば、衛生士学校で矯正の授業はコマ数が多くありませんし、実習先でも矯正を教えてもらうことは多くありません。また、既卒の歯科衛生士でも、今まで勤務した医院では、“矯正はやっていなかった”“矯正は月1回しか診療していなく…、私は矯正の担当ではなかった”という方が多くいらっしゃいます。
当院で現在働いている歯科衛生士も、当院で勤務する前は矯正未経験でした。
一人ひとりに合わせた研修制度あります。今まで1人の脱落者なく、矯正に関するエキスパートレベルの歯科衛生士まで成長しています。
一度、矯正専門で働いてしまうと、歯科全般の処置ができなくなると思ってしまう方もいるようです。しかし、実際はその逆です。矯正専門で働くことは歯科衛生士として必要な経験です。
歯科衛生士業務の主な目的は、“予防”です。“予防”に関する知識とDHスキルの幅を広げることは歯科衛生士としてステップアップするためには避けて通れません。
厚生労働省の調査では、反対咬合(受け口)、開咬(オープンバイト)で8020を達成している人はわずか5%未満です。むし歯予防だけではなく、歯並び、咬合まで関わらなければ、本当の意味での“予防”を推し進めることはできません。
“一般歯科で行っている矯正”と“矯正専門で行っている矯正”は大きな違いがあります。多くの一般歯科において、矯正の診療日は月1、2回です(矯正日に、矯正の専門医が診療をしに行きます)月に1、2度という限られた機会で、矯正を習得するのは難しいです。また、患者さんの予約が“ぎゅうぎゅう”です。結果、1人1人に行う治療内容が雑になったり、一部省いたりすることがあります。矯正専門で行う矯正治療とは全く異なります。矯正を覚えたいorやりたいのであれば、矯正専門で勤務しなければ、身につくことはありません。